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中国語母語話者日本語学習者の誤用研究と日本語教育の進展を図る


日語偏誤与日語教学学会
The Association Error in Use of Japanese and Japanese Language Teaching


     日本語誤用と日本語教育学会


日本語誤用と日本語教育学会のホームページへようこそ。
日本語誤用と日本語教育学会は,中国語母語話者日本語学習者の誤用と日本語教育の研究の進展を図ることを目的とする学会です。
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   『YUKタグ付き中国語母語話者日本語学習者作文コーパス』Ver.12について
ファイル数:5,044
文字数:約660万字
誤用タグ数:22万(延べ誤用数)
データの内訳:
中国語母語話者の日本語作文のみ
56校の大学から集められた学部生,大学院生,日本語教員の作文
日本語学習歴(使用歴を含む):3ヶ月から38年まで
データの添削:作文ごとに2名の日本語母語話者(日本語教育経験者または日本語教師)によって行われる

データ使用について
著作権などのことのため、現在公開していない。ただし、会員なら、事務局にデータの請求が可能(使用条件をクリアし、同意書にサインすることが必要。検索は事務局が担当)。同意書の用紙は事務局にお問い合わせください。

お知らせtopics

                     2021年学会賞

  1位    唐彬 中国語を母語とする日本語学習者における「添加型」の混用に関する一考察ー「そして」「それから」「それに」を中心にー
  2位    李坤 「NPが→NPを」と「NPを→NPが」の誤用から見る学習者の「目的語」と「主語」の捉え方

                                 日本語誤用と日本語教育学会
                                     2021年6月

                     2020年学会賞

  1位    唐彬 「並列型の接続詞」の不使用と過剰使用に関する一考察 -「そして」「また」を中心に-

  2位    向坂卓也  学術論文における接続詞「だから」の使用
  3位  徐愛紅      中国人日語学習者「名詞+が+形容詞」搭配輸出的実証性研究
  3位    肥田栞奈  中国語母語話者日本語学習者の提題助詞「は」の不使用と過剰使用に関する一考察

                                 日本語誤用と日本語教育学会
                                     2020年6月

                     2019年学会賞

  1位 高山弘子 「格助詞の交替から見た中国語を母語とする日本語学習者の「に」「を」間の誤用」
  2位 于一楽 「誤用の原因が別の誤用に由来する可能性を探って-中国語母語話者の日本語学習者におけるガ格を主題と認識する可能性-」
  2位 高山弘子 「動詞「頑張る」における「に」「を」の共起条件とその誤用」

                                 日本語誤用と日本語教育学会
                                     2019年6月


学会誌《日語偏誤与日語教学研究》第6輯
2021年刊行
浙江工商大学出版社

   

 

【特邀论文 音声研究と日本語教育

日本語の母音/u/は「非円唇後舌狭母音」ではない―「ウ」の調音的特徴の再再認識―  朱春躍

第三言語の音声習得における通言語的影響―破裂音の音声的類型特徴の観点から―  劉佳琦

中国日语学习者的动词「テ/タ形」声调习得研究——基于历时语料库的个案分析  张林

鼻音の有効な音響分析方法の試み―母音に先行する撥音を中心に―  朱玉瑩

 

【研究论文】

手話母語話者による日本語書字言語の誤用からみる難聴者の中間言語体系  田中良

中国語を母語とする日本語学習者における「そして」の不使用と過剰使用に関する一考察  唐彬

連体助詞「の」の過剰使用と不使用における誤用パターンとその分布―「NP1NP2」を中心に―  孫之依

YUKタグ付き中国語母語話者日本語学習者作文コーパス』のデータ有効性の検証―受身文の誤用を中心に  任霞

中国人日本語学習者における「テ形」の誤用に関する研究  廖琳

話し言葉における日本語学習者の副詞の使用に見られる特徴  朴秀娟

中国語を母語とする日本語学習者の語用論的失敗とその原因分析  加藤靖代

 

【论坛】

应该使用「君」「お前」,是「あなた」  于康

应该使用「だんだん」,是「徐々に」  徐微洁

应该使用「だんだん」,是「次第に」  毋育新

应该使用「また」,是「まだ」  李文鑫

应该使用「よく」,是「上手に」  杉村泰

应该使用「最後」,还是「ついに」  朴麗華

应该使用「ちょっと」,是「もう少し」  金稀玉

应该使用「どんなに」,是「とても」  金玉英

应该使用「もう」是「すでに」  孙逊

应该使用「常に」,还是「よく」  段笑晔

应该使用「よく」,是「たくさん」  劉鳳栄

日语动词偏误研究3  张超




学会誌《日語偏誤与日語教学研究》第5輯
20205年刊行
浙江工商大学出版社

   

                   【专题】语言研究与语言学习  

語彙概念構造と日本語研究-反使役化と脱使役化を巡って  岸本秀樹

クオリア構造と日本語類別詞の研究  眞野美穂

日本語の使役文および使役文の研究使役文の文法的な意味の捉え方―  早津恵美子

中国語母語話者による第二言語習得  白井恭弘

主語マーカーの選択からみた構文的拘束力と日本語教育への応用  于康

 

【研究论文】

「NPが→NPを」と「NPを→NPが」の誤用から見る学習者の「目的語」と「主語」の捉え方   李坤

「NP1は[NP2は+NP3が+X]V」における「は」と「が」の誤用に関する一考察  肥田栞奈

 中国語を母語とする日本語学習者における「添加型」の混用に関する一考察ー「そして」「それから」「それに」を中心にー   唐彬

発話課題における複合動詞の使用状況についての分析 姚一佳

量的程度副詞の動作量規定に関する日中対照研究 劉傑

【论    坛】

「日本語学科の諸先生方にもいろいろご助言をいただきましたことに心から厚くお礼申し上げます。错在哪里?  毋育新

「特にXのファンと喋った。今まで全然知らなかったことを教えてもらった。错在哪里?  朴丽华

「いつも単語が覚えられないです。来学期、きっと単語の勉強に力を入れます。错在哪里?  刘凤荣

「興味があったら、きっとネットで探してみましょう。错在哪里?  高山弘子

「高い会費を納めて、また値段が高い用具を買っても、彼らは気にしない。错在哪里?  徐爱红

「魚などが生きられる環境がなくなっています。その上、廃水で汚れた川にいる魚を食べる人間も病気になるかもしれません。」错在哪里?  黄毅燕

「今回、改めて丁寧に読んだ後、その魅力に目を奪われた。错在哪里?  熊仁芳



学会誌《日語偏誤与日語教学研究》第4輯
2019年刊行
浙江工商大学出版社

   

 

【专题】语言学理论与日语研究

非対格仮説と数量副詞                                                岸本秀樹(神户大学)
脱使役化辞としての可能形-日本語と中国語のデータを通して-   竹沢幸一(筑波大学) 
文と複合語における動詞の項の義務性                                杉岡洋子(庆应大学)
「動詞+動詞」型複合語の意味合成メカニズム再考                  由本陽子(大阪大学)

【研究论文】

日本語学習者コーパスにおける接続詞の誤用-「そして」の使用に関する問題- 長谷川哲子
「並列型の接続詞」の不使用と過剰使用に関する一考察-「そして」「また」を中心に- 唐彬
中国人日「名詞+が+形容詞」搭配出的实证性研究  爱红
中国語母語話者日本語学習者の提題助詞「は」の不使用と過剰使用に関する一考察 肥田栞奈
学術論文における接続詞「だから」の使用      向坂卓也  

【論壇】

まずは、調査方法について明らかにしておく。在哪里?    于康
その影響力は世界にとっても及んでいる。」在哪里?                      张善实
「子供の時わたしは人生にとっていろいろな設計があった。」在哪里?        杉村泰
「人は人生は一度きりだ。大切にしなければ、将来きっと後悔するだろう。在哪里?  徐微洁
「なぜ若者の中でも人気があるのかは、私なりに考えてみた。」在哪里?   高永茂

 

与日教学学会/日本語誤用と日本語教育学会  会則   
日语偏误与日语教学学会/日本語誤用と日本語教育学会  組織構成   
入会案内  
投稿規定  
査読規定   
编后记
《日語副詞的偏誤研究》上・中・下
2020年ー2022年(上と中は刊行済み)
浙江工商大学出版社


《日語格助詞的偏誤研究》上・中・下
2017年―2018年
浙江工商大学出版社


《日語複合助詞的偏誤研究》上・下
2019年
浙江工商大学出版社


学会誌《日語偏誤与日語教学研究》第6輯
2021年刊行
浙江工商大学出版社

投稿の締め切り:毎年11月30日


  

入会手続きtopics

入会希望者は、①氏名、②性別、③所属、④メールアドレス、⑤住所、⑥電話番号をご記入の上、goyouken163.comまでご連絡ください


          于研究室が開発したソフト:
    ①日本語の正誤タグ自動変換機能付きの作文添削ソフト
     主な機能:
      ソフトを使って作文の添削を行う
      ワンクリックで添削の結果が〈誤用→正用〉のように正誤タグに変換される

    ②日本語の研究タグ自動識別機能付きタグ付与ソフト
     主な機能
      正誤タグ付きのデータに研究タグを付与する
      タグリスト付き
      ワンクリックでタグ付与
      タグの自動判別
      タグの定義や用例の確認
      タグ付与漏れのチェック
 
    ③日本語の組み合わせ検索や自動集計機能付きのコンコーダンサー
     主な機能
      全文検索
      タグの単独検索
      二つ以上のタグ組み合わせ検索
      すべてのタグを表示させた上で、キーワードの部分だけは色づけで表示する
      左右文脈中の他の誤用例は、正誤タグや研究タグを表示させず、添削後の正用表現だけを表示
       する
      添削前の状況下でキーワードの部分を表示する
      タグの幅を揃えて表示する
      文章の情報はすべて隠し、正誤タグや研究タグだけを表示する
      正誤タグにおける正用の表現を集計する
      正誤タグにおける誤用の表現を集計する

    ④中国語の正誤タグ自動変換機能付きの作文添削ソフト
    ⑤中国語の研究タグ自動識別機能付きタグ付与ソフト
    ⑥中国語の組み合わせ検索や自動集計機能付きのコンコーダンサー
     (基本機能は日本語のソフトと同様) 




     著者:于康  
     書名:《方法工具与日語教育研究叢書 日語偏誤研究的方法与実践》
     出版社:浙江工商大学出版社 (2014)

     著者:于康・呂芳・朴麗華・高山弘子・田中良
     書名:《方法工具与日語教育研究叢書 日語統計分析軟件与日語教材研究》
     出版社:浙江工商大学出版社 (2016)


     著者:于康
     書名:《方法工具与日語教育研究叢書 日語偏誤与日語教学研究》
     出版社:浙江工商大学出版社 (2014)













    著者:于康・田中良・高山弘子
    書名:《方法工具与日語教育研究叢書 加注標簽軟件与日語研究》
    出版社:浙江工商大学出版社 (2014)












    著者:于康
    書名:《方法工具与日語教育研究叢書 語料庫的制作与日語研究》
    出版社:浙江工商大学出版社 (2013)




          
書名:中国語作文添削と指導―タグ付けプログラムTNR
著者:于康/田中良
出版社:好文出版(2014)
【目次】
第1章 TNR_ChineseErrorCorpus .WTは何ができるか
第2章 タグの表示と必要なソフト
第3章 TNR_ChineseErrorCorpus.WT内の各ソフトの機能とフォルダーの設置
第4章 タグリストの内容と新しいタグの追加及びタグリストの新規作成
第5章 作文添削の手順と正誤タグの自動変換
第6章 正誤タグに分析・集計用のタグ付与
第7章 オープンソフトを使ったタグ付きの誤用コーパスの制作


新着情報news

 

日本語誤用と日本語教育学会事務局

〒566-0023
大阪府摂津市正雀1-3-30 大阪人間科学大学C号館ーC305 田中良研究室内

事務局長:朴麗華(北京第二外国語学院)
事務局長代行:張超(上海海事大学)
事務局次長:任霞(中南林業大学)、李文鑫(天津師範大学)、何秋林(浙江師範大学)

TEL 0798-54-7021
メール goyouken[at]163.com
 ※[at]は@に置き換えてください。

会 長:徐微潔(浙江師範大学)
会長代行:毋育新(西安外国語大学)
副会長:杉村泰(名古屋大学)、毛文偉(上海外国語大学)、徐愛紅(中山大学)、于康(関西学院大学)
    

 日中中日対照研究の参考文献

日本語の誤用研究の参考文献

日本語習得研究の参考文献
 

日本語助詞List

   
  基礎文献

 動詞の研究

  複合動詞の研究

 形容詞の研究

 助動詞の研究

 助詞の研究

 終助詞の研究

 副詞の研究

 数量詞の研究

 主語主体主格

授受表現の研究

 人称詞の研究

 名詞の研究

 受身の研究

 使役の研究

 文法化の研究

命題とモダリティの研究

 否定の研究

テンス・アスペクトの研究

可能表現の研究

語彙概念構造の研究

認知言語学の研究

敬語とポライトネスの研究

疑問表現の研究

オノマトペの研究